主人公は、名前が「谷田部 早苗(たにたべ さなえ)」という女性だ。早苗は、とある高校の図書委員をしている普通の女子高生だ。
ある日、早苗は図書室で偶然見つけた一冊の本に出会う。その本のタイトルは『咲也くん』。内容はちょっと変わったラブコメ小説だった。
早苗は、その本にどんどん引き込まれていき、読み進めるうちに、なんだか自分もその物語の登場人物のように感じるようになっていた。
そして、何度も読み返すうちに、早苗は自分が主人公の「朝倉咲也(あさくら さくや)」になった気がして、自分の周りも物語の世界に入り込んでいるような錯覚に襲われるようになった。
ところが、それが本当に錯覚なのか、現実と幻覚の境目がどんどん曖昧になっていく中、早苗にはある秘密があった。
この物語『咲也くん』は、現実と幻覚、小説と現実が入り混じり合う、風変わりな物語だった。
感動的:6 笑える:3 悲しい:2 夢がある:8 怖さ:3 合計点:22
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