「マジで誰かに見せたくなるような一冊を目指せ!」と心に決めていたちくわは、ある日突然立て続けに講演の依頼が来るようになった。そのうちの一つが、少女小説家としての彼女を起用してくれたというラブロマンス大会だった。
当日会場に着くと、ちくわはイベントのMCである巨大クマの「ウシ」と出会う。ウシはちくわのシリアスな作風に対して、「ちょっと真面目すぎるじゃないですか」と批判的だった。
そこで、急きょテーマを考えなくてはいけなくなったちくわは、ふと息子「リュウ」との思い出を思い出す。
「母にエールを送る、一歳児の成長記録」というタイトルで始めた彼女のスピーチは、リュウの急成長について触れたものだった。
「初日でいきなりテクテク10歩も歩いて、二日目には言葉を話し出しました」と話すちくわ。しかし、リュウの成長はその後も止ままっておらず、「人懐っこくなって、ママに寄り添ってくれるようになりました」と続けた。
ウシも聴衆も、ちくわのスピーチに魅了された。リュウとの母子愛描写には共感の声が上がり、最後には会場全体から大きな歓声が湧き上がった。
「ありがとう、リュウ。私はエールをもらってありえないくらい勇気を貰いました。」と微笑むちくわ。彼女はリュウとの思い出が、自分が書く小説を変えることを思い出させられたのだった。
「ちくわ様自己採点 感動的:9 笑える:3 悲しい:1 夢がある:8 怖さ:0. 合計点:21」
パパにエール? 衛藤美彩、1歳息子が見せた急成長に感激「初日でいきなりテクテク10歩も」|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/8dd5a7f4c45311a47d77f8a0b87efd799ae1aaef
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