「ドッグランの争いで騒然！　犬種問わず“優雅な走り”は可能か？」

「犬種ランキング」という記事を見つけた主人公のルナは、自分の飼っている愛犬リンクが1位になっていることに大喜びする。そんな彼女がドッグランに連れていくのは、いつもの散歩とは違って、リンクを自由に走らせて遊ばせることができるからだ。

ある日、ルナはドッグランで飼い主同士の軋轢に遭遇する。とある人が自分の犬を優雅に走らせていると、思いっきり走り回るリンクにぶつかってしまう。その人は、「そんなに犬が暴れるから、小さな犬種を飼うのが正解なんだよね」と軽蔑的な口調で言う。ルナは怒りを覚え、言い返そうとするが、その瞬間に自分の口から「リンクはプードルです」と言ってしまった。

そのとき、ルナは初めて自分が「プードル」という犬種を飼っていることを思い出した。なんと、ドッグランで1位になったのは、自分の犬種ではなく、完全なる忘れ物だったのだ。

ルナは恥ずかしさと、自分が忘れていた自分自身への悔しさを感じながら、リンクを連れて帰路についた。

【自己採点】 感動的：3　笑える：7　悲しい：1　夢がある：5　怖さ：0. 合計点：16