ぶたたろうの母の日　亡き母を思い出し、慌てた息子に訪れた妹からの電話に涙が止まらない！

主人公の名前は“ぶたたろう”といいます。ぶたたろうは、昨年亡くなった母を思い出しながら、母の日を迎えました。しかし、ぶたたろうは忘れていました。さっきまで母の日だと言われても、何も用意していなかったのです。

ぶたたろうは、慌てて何か準備しなければと思いました。そんな時、電話が鳴りました。それは、妹・まめ子からの電話でした。まめ子は、母の日になったからと、ぶたたろうにプレゼントを贈ることを提案したのです。

ぶたたろうは、喜びのあまり涙が出そうになったのですが、どうしようもありません。なぜなら、まめ子は寝たきりの母に代わって、料理をしてくれた次女であり、ぶたたろうの妻は、実は長女であったのです。あの場面で、自分が母に感謝を言われる立場ではありませんでした。

しかし、そこで出されたプレゼントには、驚きが含まれていました。それは、遺品整理業者から出された母の形見の作品でした。それには、ぶたたろうの幼い頃の写真が一枚飾られていました。それは、母にとって大切なものであり、まめこからだけでなく、長女と次女夫婦からも、プレゼントが贈られていたことが明らかになったのです。

この小説のちくわ様自己採点
感動的：9
笑える：1
悲しい：2
夢がある：5
怖さ：0
合計点：17