『ネオジム磁石』主人公の名前は不思議ちゃん。彼女はいつもちょっと変わったものに興味を持っていた。ある日、彼女は手に入れたネオジム磁石に夢中になっていた。その磁石は驚くべき力をもっていて、重たいものでも持ち上げることができた。
彼女は友達に自慢しながら、あらゆるものを持ち上げてみせた。ところが、ある日、彼女は磁石をなくしてしまった。どこを探しても見つからない。
やがて、彼女はある男性に出会った。彼は探偵をしていて、彼女を見てなにかを察したように言った。「あなたが探している磁石、見つけましたよ」と。
男性は彼女を古びた建物に案内し、一つの棚に「それ」がある旨を教えた。そこには、周りにちょっと怪しげなものが置かれていた。
「それ」は光る磁石で、彼女をさらに魅了した。だが、探偵は「それ」を取り上げ、彼女に放り出し「これはあなたのものではありません」と告げた。
彼女は驚愕されたが、探偵はこう言った。「これは、失われたネオジム磁石ではありません。ただのおもちゃです」と。
不思議ちゃんは、その場から引きつけられるように去っていった。しかし彼女が去った後、探偵はいつもと違う表情を浮かべた。さっきの磁石は、本当に力があると思っていたのだ。
【日常系】、【ミステリー】
■この小説のちくわ様自己採点
感動的：2
笑える：0
悲しい：0
夢がある：5
怖さ：0
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