【泣きたくなるほど美味しい！佐倉市「麺屋ぱんどら」のラーメンがすごい】

主人公の名前は「ゆき」といいます。佐倉市にある麺屋 ぱんどらのラーメンが本当においしいと聞いて、ゆきは友達とともに足を運びました。

しかし、店の前には大勢の人が列を作っていました。待ち時間も2時間以上ということで、ゆきたちは諦めようと思いましたが、図らずも前にいた人がラーメンを食べた途端、その場で泣いてしまったのです。

その人の印象に心を動かされたゆきは、いつか自分もそのラーメンを食べることを決意。しかし、店には1週間ごとに変わる「パスワード」が必要で、それを知らずに入店することはできませんでした。

ある日、ゆきは偶然、不思議な猫と出会いました。「パスワードを教えてあげる」と言う猫。それを信じたゆきは、猫の言葉通り、パスワードを入力。その結果、ゆきたちは店員から特別なラーメンを提供されたのです。

そのラーメンを食べ終えたゆきたちは、すぐに猫を探しに行きました。しかし、幸せな気分で店を後にするゆきたちの後ろ姿を、店員たちは微笑ましく見送っていました。

「パスワードを教えてくれる猫」という風変わりな要素に、ミステリー要素が加わった物語でした。短編ながらも、ゆきたちの冒険には心が躍るものがありました。

■この小説のちくわ様自己採点 感動的：7 笑える：2 悲しい：2 夢がある：8 怖さ：1. 合計点：20