「異世界ファンタジーロマンス小説の作者・ちくわ様が描く、FF14新生のコラボ花火ショーに張り切るヒロイン！彼女の興奮冷めやらぬ「当日」に何が起こるのか？」

主人公・中野ヒマ子は10周年を迎えた人気オンラインゲーム「FF14新生」の大ファンで、毎年開催されるコラボ花火ショーにも参加するのが恒例だった。今年は国内2会場での開催になり、興奮冷めやらぬ中、彼女は旅費を削ってでも両方の公演に行きたいと張り切っていた。

当日、さいたまスーパーアリーナで花火ショーが始まる直前、中野はグッズ売り場に立ち寄る。そこで、偶然手にした火花模様のTシャツがきっかけで、旅行会社からスウェーデンのフィンランド湖畔にある別荘に招待されることになる。

当初は疑いつつも、行くことにした中野。別荘に到着すると、そこで彼女を出迎えたのは、なんと今年の花火ショーの演出家、神楽坂ダイスケだった。ダイスケは中野に「明日の公演に出演しないか？」と声をかけ、新作花火のデザインを一週間で完成させるための協力を頼んできた。

中野は初めはパニック状態だったが、ダイスケと一緒に別荘で夜な夜な作業をする中で、彼に惹かれていく。そんな中、ダイスケが事件に巻き込まれ、中野もその犯行に関わった形跡を目撃されてしまう。

花火ショーでの爆煙と同時に、事件の解決方法が中野に見つかる。そして、良い結果を残し、中野は神楽坂ダイスケと別れた。

【自己採点】
感動的：6
笑える：3
悲しい：4
夢がある：8
怖さ：5
合計点：26