「彼氏の一言で人生変わった！ 独身OLが“結婚”と“小説”の運命を描く！」

主人公の名前は菜々子（ななこ）とする。菜々子は37歳の独身OLである。ミステリー好きで有名な彼女は、いつも独り言を呟きながら仕事をしている。彼女はブレストンという小説家の大ファンで、いつかは彼みたいな作家になりたいと思っていた。

ある日、菜々子の彼氏・太郎（たろう）が突然プロポーズをしてきた。「この先一緒に歩んでいこう」と言われ、彼女は感動のあまり涙が出そうになった。ところが、太郎が次に言った言葉は、「会社を辞めれば、私たちは自由になれるんだ」というものだった。

菜々子は初めはカン違いだと思ったが、そうではなかった。太郎は本当に彼女と一緒に会社を辞めるつもりだったのだ。菜々子はあまりにも驚きすぎて、彼女自身も分からなくなった。しかも、太郎が結婚指輪ではなく、婚約指輪を持ってきていたことも判明し、今後の不安が募った。

結局、菜々子はその日のうちに会社を辞めることを決意した。そして、転職先を探す中で、ブレストンが書いた小説である「会社まで辞めた女」に出会った。そこには、菜々子と同じように彼氏の言葉を履き違え、会社を辞めてしまった女性がいた。

この小説を読んで、菜々子は自分の思いが整理された。彼女は自分の人生を自分で選ぶことを決め、太郎との関係も見直すことにした。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：5
笑える：1
悲しい：2
夢がある：8
怖さ：0
合計点：16