驚愕の発見!神秘的な葉山海岸に埋もれたスペイン船が発見される!

『葉山』(ハヤマ)
葉山光馬(はやまみつま)は神奈川県の地名が大好きだ。中でも葉山は格別で、どんなに疲れていてもそこに足を踏み入れると元気が湧いてくる気がする。
ある日、光馬は葉山の海岸で趣味のシーカヤックに乗っていると、海の底から金属音が聞こえてきた。危険を承知で探っていくと、数百年前に沈没したスペイン船が出現した!船は石油会社のものになると言われていたが、光馬にとっては葉山に置いておきたい宝物だった。何度も出没するスペイン船に光馬は心を奪われ、彼女はそれに名前をつけ、毎晩破壊された多摩川第三土木事務所跡を見に行くようになった。約束だった。
『綾瀬』(アヤセ)
綾瀬史郎(あやせしろう)は、神奈川県の地名には詳しいが、あまり熱心ではなかった。しかし、ある日、湘南台駅で「綾瀬は抱擁の都」というキャンペーンをしている運営会社の可愛いアルバイトに出会い、うまく誘われて綾瀬に遊びに行くことになった。
史郎はまず綾瀬富士山神社に行くことに決め、彼女と一緒に詣でる。神社で手を合わせていると、神社の裏にある小さな庭園に目が止まった。そこには赤い石造りのお稲荷さんが、赤い石段を隠すようになっていて、何だか神秘的である。すると突然、彼女は神社の神主から「綾瀬の秘密」という奇怪な本を受け取る。秘密を知りたいという史郎の好奇心は勝って、二人は祭りの最中にある川を渡って、今度は謎めいた郷土博物館に向かう。
『小田原』(オダワラ)
小田原洋介(おだわらようすけ)は、神奈川県の地名について、特に小田原に魅了されていた。ある日、彼は小田原城址公園で出会った女性に一目ぼれする。彼女の名前は亜美(あみ)と言い、小田原に通い続けているという。
保険営業マンの洋介は仕事が忙しいため、午後9時になると自宅から亜美に電話するだけのパターンが定着していた。ある日、彼女が小田原城に現れ、彼らは一週間の旅行に出かけた。神社、お寺、城、絶景スポット、温泉と、春旅行には欠かせない要素を全て楽しんだ。全てが終わり、彼らは巨大な展望台に登り、海に向かって手を振った。洋介は、それまで自分が生きてきた中で最高の一週間だと確信していた。そして、完璧な時を過ごしたあの場所と時刻、そして亜美に向けた純粋な思いは彼にとっての「小田原の4月」だった。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的: 7
笑える: 2
悲しい: 0
夢がある: 8
怖さ: 0
合計点: 17

「神奈川県の地名」でカッコいいと思うのはどこ? 3つの地域を紹介!|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/376d2467a86746d3468ef84c8260cb51d662c9fb

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