「水に浸したビスケットがゾンビとして蘇る！恐怖の27日後の変貌ぶりにあなたも驚愕！」

「ゾンビ・ビスケット」
主人公の名前はリコ。彼女は夕食にビスケットを焼いたが、食べる前に水につけたまま忘れてしまった。27日後、彼女は水に浸かっていたビスケットを発見したが、その変貌ぶりに驚愕した。

ビスケットは完全に腐敗したかと思われたが、そこに何かが動いている。ビスケットがゾンビになったのだ。ビスケットの表面には、微妙な動きに同調するように、模様が浮かび上がった。

彼女はなにかに憑りつかれたように、透明な手袋をはめ、ビスケットを触れた。ビスケットの模様にリコの指紋がまざりあい、リコは恐怖に駆られた。彼女は、ビスケットに手を触れながら無邪気に笑い、一人言を言い、明らかに正気を失ってしまった。

そして、彼女が気づかない間に、ゾンビ・ビスケットたちは、彼女の家に棲みついてしまった。ある日、彼女の友人が遊びに来た時、彼女は友人に、「なんでそんなにビスケットを怖がるの？」と言うのだった。

――オチ――
彼女は幻覚を見ていた。実際にはビスケットは普通の水に浸かったままであり、ムカデが得意料理である家に住んでいたため、家中にムカデが大量発生していたことがわかった。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：2
笑える：5
悲しい：0
夢がある：0
怖さ：5
合計点：12