主人公の名前は「ユニ」。ユニはレコード好きの女子大生で、週末は東京都内のレコード店めぐりをしている。そんなある日、ユニは「東京都で人気のレコード店」ランキングを見つける。ランキングの中でも1位はとても気になる店だった。その名も「ノスタルジックレコード」。しかし、どこにも住所が記載されておらず、調べても詳細は不明だった。ユニは早速探しに出かける。道に迷いながらも、ついに「ノスタルジックレコード」を発見する。入り口には「レコード界の魔法使い」と書かれていた。店内は“昭和のレトロ感”にあふれ、並んでいるレコードは全て昔懐かしの名曲ばかりだった。そこにはオーナーの姿もあった。
オーナーの名前は「レコード」と言い、いつもチャックジャケットという変わったファッションで店にいた。レコードはユニに「どうだ、俺のコレクションは」と聞く。ユニは一枚も知らないレコードばかりで、圧倒されてしまう。
その後、ユニはレコードを何枚か購入して「ノスタルジックレコード」を後にする。家に戻ると、不思議な事に「レコード」の名刺が手帳に挟み込まれていた。怪しいと思いながらも、ユニは興味本位で「レコード」に電話をする。すると、「おめでとう、アナタがこの番号を電話した最初の人間だ」と言われる。
「アナタには才能がある。その才能をいかんなく発揮できる素晴らしいプレイヤーになることを期待している」と「レコード」から言われる。ユニは不思議な気持ちで電話を切る。そして、「レコード」の名刺が「東京都で人気のレコード店」ランキングの1位になると同時に、ユニも一人前のレコードプレイヤーになる決意をした。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的：3 笑える：2 悲しい：1 夢がある：9 怖さ：0. 合計点：15
「東京都で人気のレコード店」ランキング！ 2位は「ディスクユニオン 新宿ヘヴィメタル館」、1位は？【2023年6月版】|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/96da0a5b81ad528b886d826e3079fa24aef99fe9
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