「感動！ピンクのパンダが熊本にやってきた！突然現れた風変わりなパン屋は、おじさんの不気味な笑い声と美味しいピンク色のパンで話題を集める！」

突如として熊本県に現れた、風変わりなパン屋「ピンクのパンダ」。主人公・美穂は、その可愛らしい外観に惹かれて入店することにした。

そこで出会ったのは、一見すると不気味な笑い声をたてつつパンをこねている「パンダのおじさん」だった。美穂は戸惑いつつも、おじさんが焼き上げたピンク色の斬新なパンに舌鼓をうった。

その後も美穂は「ピンクのパンダ」に足を運び、おじさんの独創的なパンに感動する日々が続いた。しかし、ある日を境におじさんは店から姿を消してしまう。

美穂はおじさんを探しに熊本県を彷徨い、ついに「コッペdeベーカリー マグノリア」で彼を発見する。そこでは、おじさんが新しいパンを開発しているという話が飛び出し、美穂は新しいパンを目にする。

それは「熊本カステラ風フランスパン」。美穂はそのフランスパンに感動し、おじさんに抱きしめられながら泣き崩れる。

次の日、美穂がピンクのパンダに向かうと、そこで待っていたのはおじさんに代わり、美穂の大好きなピンク色のフランスパンだった。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：9
笑える：1
悲しい：2
夢がある：8
怖さ：1
合計点：21