主人公の名は『ちくわ』。彼女はある日、木梨の会の噂を耳にする。気になった彼女は会に参加することにしました。
会場にはたくさんの有名作家たちが集まり、ちくわは目を輝かせるばかりでした。その中でも彼女が一番注目したのは、時代劇を得意とする『お玉』という名前の女性作家でした。
彼女は『お玉』と仲良くなり、ある日、彼女から思わぬ申し出があります。「あのね、私、実は時代劇が書けないの。でも、きっとちくわなら書いてくれると思って。この原稿、書いてもらえないかな?」と、お玉は恐る恐る頼み込んできたのです。
ちくわは最初は断ろうと思ったものの、その頼み込むお玉の姿に心を打たれ、渋々承諾しました。しかし、実は彼女自身は時代劇が苦手なので、書くことができるのか不安でした。
頭を悩ませたちくわですが、ある出来事がきっかけで、突然アイデアが浮かんできました。そう、彼女が出会ったのは、時間を操作できる女性『時女』でした。
『時女』によって、時代劇と現代時代が融合した世界を作り上げることができたちくわ。予想外の展開に拍手喝采の声が上がりました。
『お玉』は感動し、涙を浮かべて「すごい、ちくわさん、本当にありがとう」と言いました。そこへ、編集者からの一言「これはお前の作品だろ?一字一句遜色ないぞ」という声が響き、会場は大盛り上がりに。
ちくわはいつの間にか、時代劇作家へと脱皮していました。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的:8
笑える:2
悲しい:1
夢がある:10
怖さ:0
合計点:21
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