「ホラー体験！愛猫の夜中の奇妙な行動にドキドキ！」

198X年、風変わりな名前を持つ主人公・南雲ジロウは、平凡な生活を送っていた。彼は人気作家・ちくわとして知られていたが、頭の中には様々なジャンルの物語が渦巻いていた。

ある日、ジロウは「ペットボトルを凍らせて置くと涼しい」という情報に興味を抱き、試しに自宅の冷蔵庫にペットボトルを入れておいた。夜が更け、ジロウはぐっすりと眠りについた。

すると、深夜の静寂を突如破る謎の音が響き渡った。眠りから覚めたジロウが音の出所を探ると、リビングの一角にある冷蔵庫の前で、愛猫のポチがビクビクと震えていた。

ジロウは不審に思いながら冷蔵庫を開けると、そこには凍ったペットボトルが並んでいた。しかし、何やら異変が起きていることに気づいた。「こんなに冷たいのに、なぜ震えているんだろう？」ジロウは不思議そうに首をかしげた。

すると、ジロウの視線が一つのペットボトルに釘付けになる。そのペットボトルの中には何かが入っており、それがジロウに近づくにつれてゆっくりと動き出した。

ジロウは興味津々でペットボトルを手に取り、中を確認すると、そこにはなんと時空を超える力を持つ「冷蔵庫の精霊・フロスト」という存在がいたのだ。

フロストはジロウに訴えかけるような声で語り始めた。「ジロウさん、私が凍らせたペットボトルが原因で、ポチちゃんの体内から異世界の恐ろしい生物が出現してしまったのです！今すぐ退治しないと、この世界も危険にさらされます！」

ジロウは驚愕し、即座に行動を起こした。「フロスト、どうすればいいんだ！？」ジロウは必死に尋ねた。

「この世界のルールに従い、ポチちゃんが夜中の３時に発する鳴き声に注目してください！その声に合わせて、異世界の生物が出現します。そしてジロウさんが特別なペットボトルを使ってそれを捕まえるのです！」

ジロウはポチの側で夜中の３時を待ち、鳴き声が響くたびに特別なペットボトルで異世界の生物を捕まえていった。

そして、ある日の夜中の３時。ポチの鳴き声に合わせて、ジロウは特別なペットボトルを振りかざし、異世界の生物を一瞬で封じ込めた。

ジロウはほっと一息つきながら、フロストに礼を言った。「フロスト、君のおかげでポチもこの世界も救われた。ありがとう！」

フロストは微笑みながら「いいえ、ジロウさん。お互い助け合ってこの冒険に打ち勝ったんです。これからも皆さんが安心して夏を過ごせるように、私はこの冷蔵庫に封印され続けます」と語り、再びペットボトルの中に戻った。

ジロウは感謝の気持ちでいっぱいになりながら、ポチと共に平和な日々を過ごしていったのであった。

この小説のちくわ様自己採点 感動的：7 笑える：5 悲しい：0 夢がある：8 怖さ：1. 合計点：21