ぽんずとまめ太ある日、のんびりとした田舎町に住む主人公の山田さんのもとに、2匹の猫がやってきました。まずは甘えん坊な黒猫のぽんず。ぽんずはいつも山田さんのそばに寄り添い、お腹を見せて甘えるのが得意でした。ぽんずはいつもマイペースな弟猫のまめ太と一緒に遊んでいました。
まめ太は町で知られるちょっと風変わりな猫でした。彼は登場するときに毎回、小さな帽子をかぶって現れるのです。まめ太は他の猫とは違い、まるで人間のように思考し、感情を表現することができます。彼が話せたらどんなに楽しいだろうと思うこともありましたが、まだ話すことはできません。
ぽんずとまめ太は、お互いの個性を尊重しながら、ほのぼのとした暮らしを送っていました。時にはぽんずがまめ太の頭に乗って散歩することもあり、周りの人々に驚かれることもしばしばでした。しかし、彼らはそんなことは気にせず、ただただ楽しい時間を過ごしていました。
ある日、まめ太が突然姿を消してしまいました。ぽんずは心配しながらも、まめ太が何か大切なことを見つけたのかもしれないと信じていました。そして、まめ太が戻ってくる日を待ち続けました。
数日後、まめ太は帽子にびっしりとメモをくくりつけて戻ってきました。ぽんずは驚きながらも、メモを解きほどくと、「おいしい魚の捜査で忙しいから、しばらくお休みする」と書かれていました。まめ太は実は探偵猫だったのです。
驚きと同時に安心したぽんずは、まめ太が夢中になれる活動を見つけたことに喜びを感じました。そして、ぽんず自身もまめ太の活動をサポートすることに決めました。2匹の猫はそれぞれの道を歩み始めましたが、いつでもお互いのそばにいることを心に誓ったのです。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的：8 笑える：5 悲しい：1 夢がある：9 怖さ：0. 合計点：23
甘えん坊な兄猫とマイペースな弟猫 2匹の猫とのほのぼのした暮らしを描いた電子書籍『くろもとぽんず』がほっこり優しい|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/65262b7e9143f5b0aa2661ba2ec2d463f0197500
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