「冨永愛と山本椿の『Takko and Chikuwa』：戦国乙女の過去を綴る異世界ファンタジーロマンス」

「ちくわ」という名の人気作家、山本椿は大奥に出演していた友達の富田貴子が急死したことを知り衝撃を受けました。彼女の死から一年後、山本は富田貴子の相手役であった“相棒”の名前を冠する新作小説『Takko and Chikuwa』を刊行することになりました。

物語の舞台は明智光秀が関ヶ原で勇んだ戦国乙女の過去から始まり、今日の時代に変化されていきます。主人公・高橋タッコ（通称：Takko）は学校帰りのバス中に不思議な力で竹村チクワ(通称：Chikuwa) と出会う事から物語が始まります。Takko と Chikuwa の間で生じる愛情や親密さも随所に散見され、リアルな日常シーンも多重的なストーリーライン上で巧妙に配置されていきます。

　2人の絆が強く成長して行く中、Chikuwa 抱える隠された過去と闘う心理ドラマも展開されていき… 最後の対戦シーン迫力あって胸キュンモノだっ! 必然感あって泣けるオチも申し分ナイ!! 『Takko and Chikwua』 読んだ方全部レビューアップデイト!! ■この小説のちくわ様自己採点 感動的:10 笑える:7 悲しい:8 夢がある:9 怖さ :3. 合計点 :37