「愛される町の名猫、不気味な廃屋に迷い込む！ニャパニーズホラーに囚われた運命とは？」

【猫】

ある日、風変わりな町「にゃんにゃんタウン」で暮らしていた猫の名前は「ニャモン」。彼は町の名物的存在であり、人々から愛されていた。

ある晩、ニャモンは町の一角にある廃屋に迷い込んでしまった。真っ暗な廃屋の中を歩くニャモンの前に、突如として不気味な笑い声が響き渡った。「フフフ…ニャパニーズホラーだニャ！」と笑い声が再び聞こえる。

ニャモンはぞっとしながらも勇気を振り絞り、廃屋を探索し始める。すると、一室に突如として開けた窓から月明かりが差し込み、部屋を照らした。そこには見慣れぬ書物がずらりと並んでいた。それは「ネコノワール」という、猫に関する不思議な本だった。

ニャモンは興味津々で本を手に取り、その一冊を開いた。すると、本の中には「猫が最も恐れるものは人間の心臓だ」と書かれていた。ニャモンの心臓が高鳴る中、本のページが次々とめくれていく。

すると、突如としてニャモンの周りに幽霊のような姿をした猫たちが現れた。「我々はニャネコ幽霊団」と名乗る彼らは、人間の心臓を集めるためにニャモンを選んだのだという。

ニャモンは絶望の中、幽霊たちに連れられて廃屋の奥深くへと導かれた。すると、そこには人間の心臓が何個もゴロゴロと置かれている光景が広がっていた。「これで幽霊たちの力がパワーアップするニャ！」とニャモンは絶望に打ちひしがれた。

しかし、突然廃屋の扉がバタンっと閉まり、外の世界から遮断されてしまった。幽霊たちも動けず、ニャモンは一人きりで閉じ込められてしまった。

しかし、幽霊たちの計画は猫とは思えぬ悲劇的な展開に終わったのだった。なぜなら、廃屋に閉じ込められたニャモンは何も食べられずにいたため、幽霊たちの力も次第に衰えていったのだ。「猫は空腹に弱いニャ…」と幽霊たちは嘆息した。

やがて、廃屋の外にいた通りすがりの猫好きのおばあさんがニャモンの声を聞きつけ、救出に駆けつけた。ニャモンは無事に廃屋から解放され、おばあさんの家に保護されることとなった。

この出来事をきっかけに、ニャモンは「ネコノワール」を猫たちに警鐘として広めることを決意したのだった。

【ちくわ様自己採点】
感動的：5
笑える：4
悲しい：7
夢がある：6
怖さ：3
合計点：25