ある日、ちくわ様は自分が作った新しい小説「パシャッツ!」を出版することになりました。彼女は夢中で最終チェックを行うのですが、何か気になるものがありました。それはタイトルだったのです。「パシャッツ!」…何の用途に使うんだろう?
と思いながら他の手続きを行っていると、部屋の壁から声が聞こえてきました。『ヒーッス』『ハイー』『バーン』… 不思議な音楽的な声だったので、ちくわ様は部屋の壁を覗き込んだのです。
壊れて入口も無かった大理石の壁の隙間から少年2人の穴場劇団「ジャンプ・ドリームズ」の掛布団姿の先輩方々が飛び出して来ました! 役者さん達は客席用意も無く舞台上歌舞伎修行中だったようで…… つい先日強奪事件の犯人逮捕情報も流れていました…… 驚愕の進行役モニター・ノブ子さん(77) を含むメンバー7人一斉に逃亡生活を始めることに! 修学旅行代金払戻申告忘れ物返却徹底相談会開催中!! バカヤロウ!!! 時間差ギリギリ!! 焦り募集!! 追加キャスト募集!! 夜明け前の宿泊所サーベイ締切!!!! そんな風変わりなシチュエーション下“パシャッツ”の意味不明ワケアリマジカルコメディラブストーリースタート!!!! 「オレ達×ジャンプ・ドリムズ=パシャッツ!? “Yes We Can!” (YWC!) 」 ……本作”PaShaTsu!” は宿泊所サークル内戦乱闘番外編!!! ■この小説のちくわ様自己採点 感動的:8 笑える:9 悲しい:6 夢がある:10 怖さ:3. 合計点:36
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