「異世界作家ちくわ、突然の事件に巻き込まれる!ネコの助言に導かれて彼女は――」

いつものように書斎で執筆していたちくわは、突然騒がしい声が響くのを聞きつけた。

「じ、事件です!」

廊下から響く叫び声に、ちくわは無意識にペンを落としてしまった。慌てて書斎を飛び出すと、そこにはピンク色のネコの姿があった。

「ニャンタ、お宅の庭の木に何かが引っかかってるニャン!」

ネコの名前は「ニャンタ」。ちくわとは幼馴染で、幼少期から一緒に数々の冒険を繰り広げてきた仲間だった。

ニャンタが指さす庭の木には、見慣れない謎の箱が引っかかっていた。二人はドキドキしながら木の上に上がり、箱を取り下ろした。

「何だろう、この箱は?」

ニャンタとちくわが箱を覗き込むと、中には錆びた鍵が入っていた。

「これはまさか…伝説の鍵ではないか?」

ニャンタがそう言うと、ちくわの中に冒険の鼓動が響き始めた。二人は勇気を振り絞り、この鍵が開く扉を探す旅に出ることにした。

数々の困難や謎を解きながら、二人は年代物の扉を見つける。鍵を差し込み、ガチャリと音が響く。

扉が開くと、そこに広がるのは洞窟のような場所だった。壁には古代文字が刻まれている。

「これは…時空を超える扉なのかもしれない!」

ちくわが興奮気味に言うと、ニャンタも期待に胸を膨らませる。

二人は迷わずその扉をくぐり、新たな時代や世界へと飛び込んでいくのだった。

■この小説のちくわ様自己採点 感動的:7 笑える:5 悲しい:2 夢がある:9 怖さ:3. 合計点:26

「じ、事件です!」「火曜サスペンス劇場思い出すw」 ヘソ天猫のコミカルな寝相がかわいくてクスッとする|ねとらぼ
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