「恐怖に向き合い挑んだ!富山県は隠れた名峰「稲妻岳」!」

2023年の富山県で、登山家のつもりで夏休みを過ごす主人公の「山田ゆう」は、やや慣れない山道を降りていた。突如、山道に現れた看板に書かれた名前が気になる。それは、無名な山でしかないはずの「稲妻岳」。現地の登山届けに名前を書くと、周囲の人々から「何かある」と言われる。しかし、山田は聞く耳を持たずに、不吉なムードを振り払って稲妻岳を目指す。

その夜、山小屋で一緒に休む男性の登山者が、独り言を言い出す。「この山、実は…」と何かを言おうとした瞬間、行方不明になった。山田は、その様子を目撃していた。見つからない男性を探しに、山田は翌日、一人稲妻岳に登ることを決意する。

山頂から見た景色は最高だった。だが、帰りの山道で山田は、ふと気がつく。自分の振動に合わせて、道全体が揺れている。それは地震ではなかった。山崩れが始まる前に、山田は一目散に逃げ出す。ナイフのような山道を駆け下りること二時間、山田は下山に成功する。

山道から降りたところには、固有名詞の看板が立っていた。「稲妻岳が今、人気山ランキングで一位になる理由とは…」という内容を載せたものだった。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的:5
笑える:0
悲しい:0
夢がある:3(山岳の美しさを伝えられた)
怖さ:8
合計点:16

「富山県で人気の山」ランキング! 2位は「雄山」、1位は?【2023年6月版】|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/238bf833545736d929323941afca7a9de29e1f5f

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