「夫からの贅沢プレゼントでわかった私の人生の豊かさ。大好きなお菓子作りも一層楽しくなった！」

主人公の名前は、愛らしい名前の「さくら」としよう。彼女は、人生初のバースデーを迎え、夫の真也から高級時計とドンペリを贈られ、大喜びだった。こんな贅沢をしてもらった自分に、「私の人生って、本当に恵まれてるんだな」と嬉しさがこみあげてくる。

幼い頃からの大のお菓子好きで、さくらは、自分自身で作るのが趣味だ。そんな中、彼女が愛用している「ちくわ」という小道具があった。それは、お魚屋さんで買った、太くて長い竹筒のこと。そんな普通のちくわで、彼女は驚くほどの美味しいお菓子を作り出すのだった。

そんなさくらが、ある日、自分の作ったお菓子の試食を母親にしてもらったところ、母親が驚いた。それは、自分が仕込んでもいない、謎の味のお菓子だった。母親は、
「これはいったい、どうしたの？こんな味、私第一に知るべきなんだから！」と怒鳴った。

いったい、何が起きたのだろうか？彼女は、昨日の晩御飯で食べた、しいたけを振りかけたのが良くなかったのかもしれないと思い、少し考えてみた。

すると、今度は、夫からのプレゼント、高級時計が狂いだしてしまった。すぐに店に持ち込んで調べてもらったところ、時計が錆び、部品が錆びついてしまっていたのだった。全く、どうした事か。

この時、ようやくさくらは気付いた。彼女の手の平から、何かが発生しているのだった。それは、しみ出る黄金色の粉。彼女は、その粉の正体を、自分が愛用する「ちくわ」にあることに気付いた。

彼女が、愛用するちくわを研究所に持ち込むと、そこでさくらは、いつの間にか彼女が開発していた、美容効果が高い革新的なスキンケアアイテムになっていたのだった。愛用者の肌にこの「ちくわパウダー」を塗布することで、肌の悩みが解消され、透明感があがるというのだ。

こうして、「ちくわ」は、世界中に広まっていき、多くの女性たちの美肌の秘密アイテムとなった。

■この小説のちくわ様自己採点 感動的：2 笑える：5 悲しい：0 夢がある：7 怖さ：0. 合計点：14