「命がけのネットショッピング！予算1万円レディースリュックで異世界に飛ばされた私」

主人公の名は「ミドリ」。彼女は探していたリュックが見つからず、予算1万円以内のレディースリュックをネットショッピングで探すことにした。様々なブランドやデザインを比較し、注文したのは「CRABBER（クラッバー）」のリュックだった。

届いた日、ミドリは早速リュックを背負い、出かけた。しかし、途中で視界が急に真っ暗になり、何が起こったかわからなくなってしまった。気がつくと、そこは古い町並みが残る江戸時代の世界だった。

「あなたが待ちわびた方ですね」

不思議な老人が現れ、ミドリを案内した。ミドリは、自分がどこにいるのか、どうすれば現代に戻れるのか悩んでいたが、老人は「あなたが持っているリュックが鍵」と語りかけた。そして、ミドリはリュックに手を伸ばした。

すると、リュックの中には、現代に戻る手がかりが詰まっていた。ミドリが正しいボタンを押すと、光が差し込んできて、気がつけば再び現代に戻っていた。

「あの…江戸時代に行ってしまったんです…」と、驚きを隠せないミドリに、周りの人たちは理解できない様子だった。しかし、ミドリにはあの老人の言葉が忘れられなかった。そう、リュックこそが、自分を異世界に導いた「鍵」だったのだ。

笑いあり、時代劇あり、ファンタジーありの、不思議な1日を過ごしたミドリ。もう一度、リュックの魔力に導かれて異世界に行ってみたいと思った。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：5
笑える：4
悲しい：0
夢がある：8
怖さ：0
合計点：17