愛知大学で運命的な出会い！ゴスロリ美女に心奪われる大学生の日常【小説】

タイトル：愛知大学の思わぬ授業

主人公「あー、授業が終わった！今日もグダグダしてたなぁ……。あれ？後ろの席に新しい子が？すごく派手な格好だな。今度話しかけてみようかな」

主人公の名前は「サトシ」。彼は毎日の大学生活に飽き飽きしていた。

新しい子の名前は「チアキ」。彼女はゴスロリファッションで、サトシにとっては珍しい存在だった。

「ねぇ、お兄さん！この授業って面白い？」

「えっと、まあ……どうかな。授業自体は普通かな」

「あ、そう。私、こういう授業って興味あるんだよね。創造力とかエンタメの近代史とか。春休みに友達とコスプレイベント行くんだけど、そのために勉強したい感じ？」

「なるほど、そうだね。でも、こんな授業に興味ある人珍しいと思うよ」

「そうかな？でも、私新しいんだけど、この大学って名前の通り進歩的なところだから、こういう授業は充実してるんだって。他学部の友達もいたりするし、いろんな角度から学べるんだって」

サトシはチアキの言葉に興味を持った。愛知大学についてこれまで全然知らなかったことに気づいたからだ。

翌日、サトシはチアキから聞いた「創造力とかエンタメの近代史」という授業を受講した。そして、授業中に一冊の本を手に取る。

「これ、『ロックミュージシャン伝説』っていう本だけど、知ってる？」

「ああ、あの本は素晴らしいと思うよ。あのライブ、見てみたいと思う」

「すごいね、お兄さんも詳しいんだね。私もいつかあんな舞台を立ってみたい。誰かにファンクラブとか作ってもらえないかな……」

サトシはチアキの新しい友達として、彼女に密かに想いを寄せ始める。

「たとえば自分がギタリストで、チアキがボーカル。また、あの本に出てくるバンド名のように……？」

授業中、サトシはいつも以上に頭の中で妄想する。そして、彼の夢は次第に現実のものに近づいていった。

———-ある日。———-

「サトシくん、どうして……こんなところにいるの？」

「チアキ？　えっと、ここでちょっとひとりで考え事をしてて……」

ここは愛知大学の音楽室。「創造力とかエンタメの近代史」という授業で出会い、サトシとチアキはバンドを組みたいと密かに話していた。

だが、本音を言えば、サトシは音楽に興味がなかった。チアキが好きで、彼女のことを知りたかった。だから、偽りの夢を共有してきたのだ。

「サトシくん……違う。私はここに本当の目的で来たの」

チアキは音楽室の奥のほうに立っていた。そして、彼女が手にしていたのは……。

「え？　ギター！？」

「サトシくん、部屋でいくらでも弾かせてくれるって話だったけど、私はこんな所で誰かに弾かせるわけないよね」

チアキは自分の夢を追いかけるために、ギターを買ってきたのだ。その日から、彼女とサトシはバンド活動を本格的に始めた。

———-課外活動が始まったある日。———-

「ねえ、サトシくん。この前授業で終わりに話したあの人たち、もう追加した？」

「いや、まだ……。ダメかな、もう期限内じゃないし」

「ダメじゃないよ！私もうちょっと話してみる。きっと大丈夫」

チアキは授業で出会った友達を新しいバンド仲間に加えようと、必死に交渉を続けていた。

そして、ついに……。

「お待たせ、チアキちゃん！やっとやっと来られたよ……」

「あ！来てくれたんだね！よかった、よかった！はい、はい、こっちこっち！」

新しいメンバーが決まったことを祝い、彼らは一街のスタジオでライブを開くことになった。

愛知大学の思わぬ授業が、彼らにとって最高の思い出となった。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：5
笑える：1
悲しい：0
夢がある：9
怖さ：0
合計点：15