【衝撃ランキング】埼玉県の駅で一番住みたいのは「違いありま」!?驚きの理由とは?

「駅で一番住みたいランキング?」と、朝から笑わずにはいられない茶碗に放り込む冷めたお茶を持った嵐山巧は、周りの視線を集めながらも不敵に笑みを浮かべる。

「それがあんたの意見かい?」と、同僚の藤代真司が冷やかしてくるが、嵐山は肩をすくめるだけだった。

嵐山が「埼玉県で一番住みたい駅ランキング」なら、1位は「違いありません」と即答する、と言われても、藤代は反論することができなかった。

嵐山は埼玉県に住んでいたことがないが、どこかで聞いたのか、口から出る流暢な埼玉弁とリサーチがあたりすぎて、説得力があった。

「住めば都」という言葉があるように、駅に住むわけではないが、その周辺環境が重要だと考える嵐山に、藤代は何も言えなかった。

2位は「川越」、1位は「おむすびセンター」。

藤代も嵐山に軍配を上げるしかなかった。

【ミステリー】

公共施設を建てた担当者が次々と死んでいく事件が、埼玉県内で発生していた。

嵐山巧は、ドラマチックな事件の解決に必要な資料が「おむすびセンター」にあるという情報を仕入れると、一人車を走らせた。

おむすびセンターは、何十年も前から全国各地にあり、昔は田舎の人々に派手な見世物を提供していた、と説明されるが、中は誰もいない。

暗い路地裏を歩く嵐山の前に現れたのは、見知らぬ男性とその妻。

「お前がおむすびセンターを探してると、この夢を叶えるカードをくれる」「カードに書かれた通り、我々はおむすびセンターの門を開く」

謎に満ちた男性と妻についていく嵐山だが、先に進めば進むほど、疑問が深まっていく。

しかし、おむすびセンターの中で見たものにより、嵐山の事件解決の道は開けることになる……。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的:7
笑える:3
悲しい:2
夢がある:8
怖さ:5
合計点:25

「埼玉県」で一番住みたい駅ランキング! 2位は「川越」、1位は?|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/c30020f53ebd624e338d1eeb0c5b4e19446643c5

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