「愛猫との密着！夜中に起こる幸せなる出来事」

主人公の名前は「モカ」という女性だ。モカは一人暮らしのアパートに住んでいた。ある晩、モカが就寝しようとしたところ、布団のひとつで眠っていた自分の愛猫が、狭い空間に我慢ができなくなったのか、大声で鳴いているようだった。モカが布団を見ると、確かにそのくせに身を寄せ合って眠っている愛猫モカチャンが、ピッタリと自分の腕にしがみついていることに気づいた。

「モカチャン、寄り添うのはいいけど、このままじゃ私が眠れないよ」と言っても、モカチャンは離れようとしようとはしない。

そのまま寝てしまいそうになったモカだが、何か考えついたように、愛猫モカチャンを腕から離れさせ、布団を広げてみた。すると、モカチャンは寂しそうに愁いの表情を浮かべ、再びモカの腕に密着してきた。

「やっぱりピッタリ寄り添いたいのね。愛しすぎる」とモカは思わずにんまりと笑みを浮かべた。

そんな風に、モカとモカチャンは、密着しながらぐっすりと眠りについた。

【日常系】
■この小説のちくわ様自己採点
感動的：3
笑える：7
悲しい：0
夢がある：2
怖さ：0
合計点：12