「幸せの味、それは香川県のストロベリーチーズケーキ! 異世界ファンタジー小説の主人公が辿り着いた、究極の甘い誕生日プレゼントとは?」

今から20年前、香川県の片田舎に住む少年・鬼塚蒟蒻は、ひとりぼっちの誕生日を過ごしていた。そんな中、突然現れた謎の江戸っ子、毒味止めの平左衛門に誘われ、謎めいたケーキ屋「すとれんじ」に連れて行かれた。蒟蒻はそこで苺とチーズのマリアージュが素晴らしい「ストロベリーチーズケーキ」に出会い、ケーキの虜になってしまった。

その後、蒟蒻は学生になり、地元で人気のケーキ屋「マロニエ洋菓子店」に勤めることになる。しかし、店に集まる常連客たちの注文にはいつも苦戦。ある日、平左衛門が突如現れ、「ストロベリーチーズケーキ」のレシピを教えてくれた。それまで蒟蒻が知らなかった「すとれんじは、創業者である平左衛門の先祖が江戸から持ち込んだケーキ屋だったのだ。さらに、レシピには「すとれんじ」と書かれていなかった。自分で考えて名づけたというのだ。

蒟蒻はそれ以来、新しいケーキを開発することに没頭するようになる。そして、ある日、ケーキ名が浮かばず悩んでいるとき、偶然通りかかった女性と出会う。彼女の名前は羽根川あやめ。あやめは蒟蒻の話を聞いて「アガペー」という名前を提案し、それがものすごい人気を呼んだのだった。

時は流れ、蒟蒻は「すとれんじ」を継いで名を馳せるパティシエに成長する。そんなある日、羽根川あやめが店に現れ、「アガペー」が大好きだと告白する。蒟蒻はあやめに想いを寄せていたが、あやめはすでに結婚していた。しかし、あやめは熱い想いを抱く蒟蒻に対し、自身の作るお菓子を紹介することを約束する。

1年後、あやめは優勝候補と目される洋菓子コンテストにエントリー。そして、その場に蒟蒻も参加していた。予想外の展開に蒟蒻は驚愕する。あやめが出した作品の名前は「チーズアタック」という名前だった。これまで誰も考えつかなかった新しいケーキの発想に、一同口をそろえて驚いた。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的:6
笑える:3
悲しい:3
夢がある:9
怖さ:0
合計点:21

「香川県で人気のケーキ」ランキング! 2位は「マロニエ洋菓子店」、1位は?【2023年6月版】|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/968375d697b9e5f2f301db09d1c0dd535a4b9cd5

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