「美容師に恋する地味なサラリーマン、彼のコンプレックスと恋の行方は？」

主人公・白田秀明は、地味なタイプのサラリーマン。しかし、普段から焼却炉に向かっては小説を書いており、大学時代の後輩と共に個人出版社を立ち上げたいという野望を抱いていた。

ある日、ひょんなことから美容室に立ち寄った秀明は、そこで出会った美容師・カズキに一目惚れ。しかし、カズキに言葉をかけられるたびに不安になっていた秀明は、コンプレックスの原因である広いおでこをどうにかしたいと思っていた。

そんな秀明が、ある週末にカズキに招待され、美容室のサロンに泊まることに。そこで、彼はカズキの手によって、似合う髪型にイメチェンされた。そして、夜中には彼の小説を読まれ、改めて個人出版社に取り組んでいくことを決意する。

翌朝、新しい髪型で美容室を後にした秀明は、発行する小説の題名が【髪の毛の美容室】に決まったことを大学時代の後輩に報告。こうして、彼らの夢が少しずつ現実に近づいていく。

この小説のちくわ様自己採点
感動的：7
笑える：3
悲しい：0
夢がある：10
怖さ：0
合計点：20