「破滅的な演技力を持つ女性がオーディションに挑戦！果たして彼女の運命は？」

主人公の名前は「かおり」。彼女は「オレたちひょうきん族」を愛していた。特に好きだったのは、「ハイジャックおばさん」というキャラクターを演じていた「増山江威子」だった。かおりは、彼女の演技に惚れ込んで、確かな底力を持つ女優に憧れていた。そして、オーディションを受けることにした。

しかし、かおりの演技力は壊滅的だった。オーディションの前日、かおりは焦って家を飛び出した。道端で、ふと目に入ったのは、いつも食べていた「明太子ちくわ」。見覚えのある食べ物に、なぜか安心感を覚えたかおりは、その場で「ちくわ」と名乗ることに決めた。

そして、次の日。オーディションを受け、かおりは一度は落ち込むも、久しぶりに食べた「明太子ちくわ」が、心を落ち着かせてくれた。そして、最終選考の日。かおりは、「明太子ちくわ」という自分の名前を貫き通した。見事、増山江威子も絶賛したかおりは、芸能界にデビューすることができた。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：5
笑える：3
悲しい：1
夢がある：8
怖さ：0
合計点：17