「北海道で運転感動！無人の道路と開放的な景色に涙が止まらない！」

「ドライブで運転しやすい」と思う都道府県はどこ？　3つの地域を紹介！、という記事を読んでいた主人公の名前はミドリ。彼女は春になると何かを探しに旅するのが好きだった。今回は「運転しやすい都道府県」を探しに、日本中を旅していた。

まずミドリが訪れたのは、北海道。無人の道路が多く、景色も開放的で運転しながら感動した。しかし、今回の旅の目的は「運転しやすい」こと。結構細い道があったり、急な坂道が多くて車が進まないこともあった。そんな中、偶然出会ったヒロというおじさんから、「車よりバイクの方が運転しやすいよ」と聞き、思い切ってミドリはバイクに乗り換えた。

次に彼女が向かったのは広島。ここは景色が変わり、海がキレイだった。地元の人に聞いたら「広島県民の車はみんなMTだよ。その方が山道も楽に乗り越えられるから」と教えてくれた。確かに、彼女のレンタカーがMTだったおかげで、坂道もスムーズに運転できた。

そして、最後にミドリがたどり着いたのは、熊本。ここは景色もよく、道も広く、運転しやすかった。しかし、何となくミドリにはピリっとしなかった。そんな中、偶然出会った熊本のおじいさんから「お勧めはくすのき街道！眺めが素晴らしいよ」と聞き、ミドリは行ってみることにした。そこで出会ったさくらという女性と一緒に道中を楽しみながら走っていると、突然謎の男に襲われる！さくらと一緒に必死で逃げる中、ミドリはさくらとの距離が急に縮まることに気づいた。

旅を終えたミドリは、どの都道府県が一番運転しやすかったかと聞かれたら、答えられないでいた。それよりも、出会った人たちや経験したことが大切だった。

■この小説のちくわ様自己採点感動的：7 笑える：2 悲しい：3 夢がある：9 怖さ：5. 合計点：26