「霞ヶ関大学！国際系の学部がカッコいいっ！！」

主人公は名前を「竹之内麻奈美（たけのうちまなみ）」とし、オタクであることを自覚している女子大生である。ある日、麻奈美は北関東の私立大学の名前について考え始めた。そこで、期末試験前の勉強をサボり、「北関東の私立大学でカッコいい校名とは？」と周りに聞き始めた。

1校目は、「霞ヶ関大学」。ネットの情報では「国際系の学部が有名」とのこと。しかし、校名が霞ヶ関とあることで、政治家や官僚志望の学生が多い印象を麻奈美は受けた。

2校目は、「聖王大学」。名前から想像すると、キリスト教系の学校かと思ったが、実際には仏教の影響もあったという。さらに、芸能人や有名人の卒業生も多く、「トップアスリートを輩出する大学」という評判がある。

最後に、3校目は「陽輝大学」。先輩から聞いた話によれば、「医療系や看護学科が有名」とのこと。しかし、なぜか麻奈美には、この名前がとても印象に残った。

その後、麻奈美は期末試験を乗り切り、夏休みに地元に帰った。そして、地元で偶然出会った男性に心惹かれるようになり、付き合うことになった。

しかし、彼氏の話を友人達に聞かせると「その男、陽輝大学のカッコいい学生じゃない？」とのこと。聞き覚えのある校名に、麻奈美はうっかり顔を赤らめてしまった。

この小説のちくわ様自己採点
感動的：4
笑える：2
悲しい：2
夢がある：7
怖さ：0
合計点：15