『緑の光に包まれた、宇宙との遭遇体験』- ちくわ様が贈る、衝撃的な短編小説！

宇宙にまつわる簡単な“なぞなぞ”だと思っていたが、1問目と4問目の難易度差に絶句した、短編小説『星空のウソとホント』をお届けします。

主人公の名前は、宇宙を見上げるマイペースな高校生、杏子（きょうこ）。ある日、杏子は友人たちと一緒に星座を見物している最中に謎の突風に巻き込まれ、気がつくと緑の光を放つ浮遊物体の中にいた。一瞬ドキドキしていたが、次に目にした光景に杏子は驚く。そこは、星座に描かれるあのアレの世界だった。

杏子は、自分が夢の中にいることを確信して、あの場面を思い切り楽しむ。しかし、現実に戻った時、彼女はあることに気がつく。それは、そのアレは実はウソで、この宇宙には彼女の祖父が教えてくれたように、「あのアレ」が存在しなかったということ。

杏子は、ショックを受ける中、次の瞬間には不思議な宇宙の中に放り出される。そこにいたのは謎めいた女性、ユウカ（ゆうか）。ユウカは、あのアレが存在しないことを分かってしまった杏子を慰め、彼女にさまざまなことを教えてくれた。さらに、その日の夜、星座の世界を見るという不思議な能力が発現する。

これをきっかけに、杏子はユウカと共に、宇宙の真理とホントを探す旅に出ることを決める。途中、彼女たちは様々な星の文化や意義に触れ、宇宙について新たな発見をしていく。

そして、旅の終盤で、彼女たちは大切なことに気がつく。それは、本当の宇宙は、私たち人間が心で描いたものであり、「あのアレ」を信じることが、真実と単なるウソとの境界線を決定する鍵であったということだ。

杏子たちは、宇宙への思いを新たにし、新しい世界への冒険に歩みだすことを決意する。

この小説のちくわ様自己採点 感動的：8 笑える：2 悲しい：2 夢がある：9 怖さ：0. 合計点：21