「名前がプライオリティだった私がディズニーリゾートに激怒！ついに、私たち「プライオリティ」に朗報が！」

主人公の名前は「プライオリティ」といった。彼女は、なぜか生まれた時からその名前がついていた。周りからは「プライオ」と呼ばれることが多かったが、本人はその渾名が嫌いだった。大人になっても、なぜ自分がそんな名前になってしまったのか謎であった。そんなある日、東京ディズニーリゾートが「ファストパス」を廃止して「プライオリティパス」を導入すると発表した。それは、なんでもアトラクションの待ち時間を短縮できる優先パスであった。プライオは、自分の名前を聞いて思い出し、喜びに包まれた。彼女は、早速パスを手に入れた。しかし、帰宅した時、パスを落としてしまったことに気づいた。その時、見知らぬ男性がプライオの前に現れ、「プライオさん、これを拾いました」と手渡してくれた。それは、プライオの優先パスであった。男性は、その後消えてしまったが、プライオはその優しさに心打たれた。そして、男性こそがプライオリティパスの名の由来だったことに気づいた。彼女は、男性に会うために、東京ディズニーリゾートに通うようになったが、会えずにいた。しかし、たまたまその男性が自分の住んでいるマンションに住んでいることが発覚し、それを機に2人はついに出会うことができた。2人は、ディズニーランドでのエピソードを語り合い、近所の喫茶店で語らいながら、惹かれ合っていくのであった。

【感想】
感動的：7　笑える：2　悲しい：1　夢がある：8　怖さ：0
合計点：18