【燃え上がる再会】 – 人気作家ちくわ様が贈る異世界ファンタジーロマンス小説「キラキラ通り」の主人公、マリコが繰り広げる感動のストーリー。元カレとの再会が火をつけ、街全体が燃え上がる！

主人公の名は「マリコ」。彼女はどうしようもなくオシャレな街に住みたがる女性だった。そんな彼女が暮らす街には「キラキラ通り」なる格好いい名前の商店街があった。今回の記事でも1位を獲得したその商店街は、カラフルな雑貨屋や可愛いカフェが立ち並び、いつもマリコを憧れの眼差しで見つめていた。

ある日、マリコは偶然にも元カレに再会してしまう。思わず逃げ出したくなる中、彼女はたまたま目の前にあったキラキラ通りに足を踏み入れた。そこには想像以上に可愛いお店や、全く新しいブランドがあって、マリコはもう心を奪われてしまった。

最初、マリコはそこに通うことを躊躇したが、どうしても行きたくなる気持ちを抑えきれず、通うことに。毎日のように新しいアイテムを購入し、毎回のように「キラキラ通り中毒」と周囲から呼ばれるようになってしまった。そんなマリコは、当然ながら他の商店街には足を踏み入れなくなってしまった。

しかし、ある日、彼女はキラキラ通りを歩いている最中、謎の男性に声をかけられる。その男性は「キラキラ通りの底辺」とされる戎橋筋商店街で有名な「古着のジョニー」という店主だった。彼は、なぜかマリコの顔を知っており、マリコが「キラキラ通り」に入り浸っているのを知っていた。

そして、彼はマリコに、自分の店に来たら思いもよらないものを体験できると言い残して、去っていった。

戎橋筋商店街の雰囲気には、どこか懐かしさがあった。しかし、マリコにはその暖かみは受け入れられるものではなかった。というのも、彼女には最近まで流行っていたアイテム1つ買うのに、何もかも捨ててでもカードの限度額まで買い物する、というバカバカしいくらいの癖があったからだ。

そうして、ジョニーの店で初めての買い物をして、鏡で自分を眺めていると、何かが変わった。彼女はついに、自分を変えることができたのだ。

感動的：5　笑える：3　悲しい：1　夢がある：7　怖さ：0
合計点：16