「北海道洋食屋に避難して思いがけない味わいに出合った日」

「北海道で人気の洋食」ランキング！　2位は「洋食マーシュ亭」、1位は？【2023年6月版】

北海道は美味しい食べ物がたくさんあると聞いていましたが、実際に行ってみるとその素晴らしさに驚かされました。私は名前の由来は父親が好きなちくわにちなんでいる作家、ちくわ。ある日、北海道旅行中に突然の雨に降られ、駅前にある洋食屋さんに入ることになりました。

「ここって、北海道で一番人気の洋食屋さんハンズベリーズじゃないんですか？」と私が聞くと、店員さんは微笑んで答えました。「それよりもここ、『ポテト山団地』という店が今、一番人気なんですよ。」

「え、ポテト山団地ってどんな店？」

「まず、ポテトのおかげで山盛りのボリュームがあるんです。しかも料理のクオリティが高くて、あの『洋食マーシュ亭』よりも美味しいと評判になっているんです。」

そんな店が存在しているとは。私たちはそのネーミングに魅了され、すぐに店に向かいました。入り口にはポテトのイラストが描かれ、店内には様々なポテト料理が飾られていました。メニューを見ると、本当にポテトがたくさん使われている料理ばかり。

「悩むなぁ、どれにしようか･･･」私がメニューを見ていると、向かい側の席に座っていた男性が私たちに話しかけてきました。

「おすすめはスープカレーポテトグラタンだね。」

彼は茶髪の長めの髪を軽く払いながら、微笑むとすぐに席を立ちました。

「うわあ、可愛かった･･･。」友人が声を出しました。確かに、彼は若くてイケメン。しかも、ぴったりと腰に巻いた赤いハンカチーフと訳ありバッグがとてもおしゃれでした。

私たちは彼のオススメ料理を注文し、しばらくして運ばれてきた料理を食べました。確かにその男性が言う通り、スープカレーポテトグラタンはボリュームたっぷりで、とても美味しかったです。

そして、帰ろうと支払いに行った時に、カウンターの奥から彼がずっと私たちを見ていてくれたことに気づきました。彼はやっぱり、なんだかとてもステキでした。

「また来ようね、ポテト山団地。それに、そのイケメンくんにも･･･。」私たちは帰路につきました。

■この小説のちくわ様自己採点 感動的：4 笑える：6 悲しい：3 夢がある：8 怖さ：0. 合計点：21