ある日の午後、柴犬姉妹のマロとムギはいつものように飼い主の帰りを待っていた。玄関ドアが開く音に、二匹のしっぽは激しく振れた。「ただいまー！」と声をかけると、大はしゃぎで駆け寄ってきた。いつも通りの光景だ。ところが、しばらくしてマロは留守番を思い出したらしい。急に大人しくなって、少しだけスネ出している。ムギがなだめようと近づいても、黙り込んでしまう。その様子を見て、飼い主は笑いながら「ツンタイムもかわいいね」と言った。
その後、しばらく飼い主の元に寄り添い、眠りについたマロ。夜中になって、彼女は不思議な夢を見た。濃密な森の中を歩いていると、目の前にたたずんでいたのは、自分たち自身だった。マロは自分と同じ姿のムギに、「私、今日スネちゃった」と打ち明けた。するとムギは微笑んで「あなたでもスネることあるんだね」と言って手を取った。
マロは目が覚めると、自分がムギの膝の上で寝ていることに気づいた。それは夢だったのかと思いながら、二匹の姿を見るとホッとした気持ちが胸に広がった。マロは今度から、スネたときはムギに相談しようと決めたのであった。
ちくわ自己採点：感動的: 5 笑える: 3 悲しい: 0 夢がある: 7 怖さ: 0. 合計点: 15
飼い主の帰宅を熱烈お出迎えの柴犬姉妹→急にスンッ…… 留守番を思い出してスネ出す姿に「ツンタイムもかわいい」の声|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/4327690497736409fa4beb0b17c7835ec67268ce
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