「廃墟の家で繰り広げられる異世界ファンタジーロマンス！？　ちくわ様注目の最新作！」

主人公の名前は、タロウという青年。彼はある日、埼玉県立図書館で働くことになった。そこで出会ったのは、ユメという美女。彼女はタロウに本の推薦をしてくれて、二人は意気投合する。しかし、ある日ユメは突然電話を切ってしまう。タロウは心配して彼女の家に訪ねるが、そこは廃墟と化していた。そして、そこには手が血まみれの男が……。

タロウは瀕死の男を発見し、彼から自分が何者かを知らされる。それは、タロウが住む「さいたま新都心」が存在しない世界から来た人間であるというものだった。タロウはその男に導かれ、旅をすることに。果たして、タロウはどこへ行こうとしているのか？

意外性満載の展開に、読者は目を見張ることになるだろう。そして、オチは――。彼は何も見つけられず、元の世界に帰ることができなかったのだ。

■この小説のちくわ様自己採点　感動的：5 笑える：0 悲しい：3 夢がある：8 怖さ：5. 合計点：21