「行列ができる“とんとこ”に、心踊るおまさが挑む！本庄市ラーメン界の頂点を目指せ！」

主人公の名前は「おまさ」という。彼女は「ぼんじり」という本庄市の裏路地にあるラーメン屋に行くのが大好きだった。しかし、今回はランキングで1位になった「とんとこ」という店に行ってみたかった。

到着したところ、おまさは人気があることがよく分かった。ジャンクな外観が逆に魅力的で、行列ができていた。「よし、今日は1位の「とんとこ」だ！あの超美味しい麺とスープが食べられるぞ！」そう言っておまさは列に加わった。

しかし、待つこと2時間。ようやく店に入ることができた。おまさは疲れた足でカウンターに座り、麺とスープを注文した。ところが、待てど暮らせど出てこない。店員が形見のようなチャーハンを持って来たり、客がたくさん食べているのにおまさだけが出てこなかったり。

「失敗した…ここはもう来ない！」と心に決め、おまさは立ち上がった。すると、スタッフから「すみません！新型の自動販売機が壊れてしまって、今手作りでやっています。もう少々お待ちください！」と謝罪された。

そう言われたおまさは、自分の我儘な態度を反省。彼女は自分も含め、周りのお客さん全員と一緒に店員たちを励まし、「待つ価値がある！」と心の中で思った。そして、とうとう麺とスープが出てきた。

がっつき食べるおまさ。喉の奥に染み渡るスープの美味しさに感動して、思わず「うめぇぇぇ！！！」と叫んだ。おまさはもうこの店の熱狂的なファンとなり、隣に座っていたイケメン客に話しかけるところで物語は終わった。

■この小説のちくわ様自己採点 感動的：7 笑える：6 悲しい：2 夢がある：9 怖さ：0. 合計点：24