「寝る前のぽてととのお別れ、愛するワンコの孤独感に涙が止まらない…！」

主人公の名前は「くりす」。彼女は毎晩、愛犬の「ぽてと」と一緒に寝ている。ある晩、ぽてとを「なでなで」と可愛がりながら、「もう寝るね」と言うと、ぽてとは嬉しそうに口を開けて舌を出した。しかし、くりすがぽてとから手を離した瞬間、ぽてとは「ガーン……！」と絶望した表情を浮かべた。

「なんで急にやめるの……。寂しいじゃないか……。」

くりすは驚きながら、ぽてとの表情を見つめていた。

「ぽてと、何でその顔してるの？」

すると、ぽてとはくしゃくしゃと鼻を押さえ、すすり泣いた。

「あ、ぽてと！どうしたの！？」

くりすは焦りながらぽてとを抱きしめた。しかし、ぽてとはなかなか泣き止まなかった。

翌日、くりすは動物病院に連れて行くことにした。獣医によると、ぽてとの鼻の粘膜が傷ついていることが判明した。くりすは驚いた。

「えぇっ！？なんで!?」

すると、獣医はくすっと笑いながら教えてくれた。

「それはつまり、ぽてとがあなたの寝言に反応して、鼻の粘膜を傷つけたということですよ。」

くりすはびっくりして、獣医を見た。

「そんなんできるんですか……？」

だが、ぽてとはくしゃくしゃと鼻を押さえながら、まだ不機嫌そうだった。くりすはぽてとを抱きしめて、謝った。

「ごめんね、ぽてと。私も反省するから、一緒に寝ようね。」

すると、ぽてとはクシャクシャと尻尾を振りながら、くりすに抱きついてきた。

「うん、一緒に寝ようね。」

そんな風に、くりすとぽてとは今夜も一緒に寝ることになった。

【おわり】

感動的：3　笑える：7　悲しい：2　夢がある：6　怖さ：0

合計点：18