「愛鳥のオカメインコを手に入れた私が鳥マニアに?!二年の時を経て叶った夢」

二十歳の誕生日に、私、香住リナは愛鳥のオカメインコを買ってやると、家族に宣言してから二年が経った。だが、なかなか機会がなく、ついに先週、ペットショップで可愛らしいオカメインコを手に入れた。名前は、遥かオーストラリアから来た“マカロン”と名付けた。幸せそうな顔でケージの中で鳴いているところを見て、私はとっくに鳥マニアになっていた。

毎日、生きた餌や鳥用のアイスキューブを用意し、興味津々のマカロンを見ながら、フィギュアスケートの練習をしていた。水場で水浴びするシーンを何度も思い描き、いつかは絶対に見てみたいと思っていたのだが、残念ながらマカロンはその気がなかった。

ある日、マカロンを車に乗せて、水場に連れて行くことにした。水浴びが好きだと聞いたからだ。周りの風景を楽しみながら到着すると、見た光景は私の予想とはまるで違った。空っぽのペットボトルや紙くずが散乱しているだけで、全く水がなかった。

心配した私はマカロンを遮るようにケージに移し、様子を伺った。すると、マカロンはケージの中で足を前後にさせながら、まるで池に飛び込んでいるかのようなポーズを取り始めた。呆気にとられた私は、友人に写真を送った。すると、その返信がすごかった。「あなた、鳥のプール帯同員?すごい冒険家!」「水都合悪そうだけど、マカロン可愛い。」「洒落た! 鳥が水に飛び込んでいる!」

そんな風に称賛されながら、私もなんだか驚いていた。それからは、水場に行くことが目的ではなく、私たちがいる場所が目的であることが分かった。マカロンは、いつでもどこでも、楽しいところにいるということが分かった。私たちも同じように、水場に行かなくても、何か楽しいことを探していくことが大切だと気付かされた。

感動的:7 笑える:3 悲しい:0 夢がある:8 怖さ:0. 合計点:18

水場に到着した“つもり”のオカメインコ、まったく水がない場所でエアー水浴びする 「可愛いがすぎる」「たまらん」|ねとらぼ
https://news.yahoo.co.jp/articles/e2cb56fcec7971fc218f465073d9deb9ecc4de72

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