「高知県のうどんで満喫！おいでんチックが人気のある個性派うどんに挑戦！」

「高知県で人気のうどん」ランキング！　2位は「麺房まつみ」、1位は？【2023年5月版】

主人公・おいでんチックは、高知県出身のうどん好き。学生時代、寮での夜食にうどんをよく食べていた。好きなうどんは、麺がモチモチであっさりした味わいの讃岐うどん。しかし、高知県ではその讃岐うどんとは異なる、個性的なうどんがあることを知る。

ある日、おいでんチックは恋人のゆりこちゃんと高知県を旅行していた。夜になり、夕食をどうするか迷っていた2人は、ローカル情報サイトを検索する。そこで目にした高知県で2位になった「麺房まつみ」に行ってみることに決定。おいでんチックは思わず、ゆりこちゃんにうどんが食べたいと訴えた。

店に入ると、そこは完全に女性オンリーの空間だった。おいでんチックは戸惑い、ゆりこちゃんの肩を揉む。すると、熟練の見た目では中年だが声が高いおじさんが一言。「もしもし～女子会中も、せっかく来たんなら受けてくれよ」と声をかけてくれた。

おいでんチックとゆりこちゃんは、女性たちに囲まれながら美味しいうどんを食べた。麺は太く、噛むほどに麺の旨味が広がる。おいでんチックは、これまで食べたどのうどんとも違う味に感動し、4回おかわりをするほどだった。一方、ゆりこちゃんは「衣装が可愛くって、女性といると居心地いいっしょ」と、また来たいと言っていた。

それから数か月後、おいでんチックの誕生日に、彼女から高知県土産の荷物が送られてきた。中身を開けると、太い麺と一緒に「麺房まつみ」のオリジナルTシャツが入っていた。おいでんチックは、ゆりこちゃんの心があたたかくなったのを感じて、ほっこりと満足した。

■この小説のちくわ様自己採点感動的：8 笑える：1 悲しい：0 夢がある：6 怖さ：0. 合計点：15