「緊急時でも美髪キープ！注目の「結び跡が付かないヘアゴム」に大興奮！」

主人公の名前は「モカ」。彼女は非常に潔癖症で、普段から何かと除菌や手洗いを欠かさない。ある日、災害のために避難所に避難することに。そこでモカは、警視庁が紹介する「結び跡が付かないヘアゴムの使い方」を知る。それは、ヘアゴムの鉄クリップ部分を引っ張り出して、その先に髪を通すだけで結び跡が付かないというものだった。

ヘアゴムを使いながら、モカは周りを見回すと、避難所内で震える子どもたちや、疲れ切った老人たちを目の当たりにする。そんな中、モカは自分の潔癖症があるおかげで、他の人が使いたくても手に入らない消毒液や石鹸を持ち込めたことに気づく。彼女はそれを手分けして、周りの人たちに配ることにした。

すると、モカの行動に注目した数人が彼女に声を掛け、ボランティアとして自分たちも手伝いたいと申し出た。それは、モカが普段から不器用で苦手な人付き合いに、自然と慣れていくきっかけとなった。

結局、避難所滞在中のモカは、「結び跡が付かないヘアゴム」を使って自分の髪をまとめることで、周りの人たちと協力することができた。

【オチ】帰宅したモカは、普段使っているヘアゴム一つでも、災害時に役立つということを実感した。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：8
笑える：1
悲しい：2
夢がある：8
怖さ：0
合計点：19