【パニック！出産後「男」を勘違いしてしまった主人公、男性トイレに行ってしまう】

主人公の名前は「ぴーちゃん」。彼女は普段からちょっと空気が読めない。出産したばかりの宮崎さんの記事を読んで、ぴーちゃんは「BIG」という名前の男の子を出産したと勘違いした。そして、彼女は自分も「BIGちゃん」という奇妙な名前で呼ばれており、自分も男だと思い込んでしまった。

その日、ぴーちゃんは偶然男性のトイレに入ってしまい、そこで見た光景に驚いた。なんと、トイレに男女のぬいぐるみが並んで置かれていた。ぴーちゃんは急にぬいぐるみに興味を持ち、思わず「ぼくもぬいぐるみになりたーい！」と声を出してしまった。すると、男性の声が聞こえてきた。「俺もそう思ったことあるよ。でも、ぬいぐるみになっても君の個性は失われない。自分を大切にしよう。」

それからというもの、ぴーちゃんは「BIG」という名前で呼ばれ、男の子のように振る舞っていた。しかし、ぴーちゃんの周りの人たちは「何かおかしい」と感じていた。ある日、友達たちと遊んでいたぴーちゃんは、ぬいぐるみのひとつを見つけて持ち上げた。すると、そのぬいぐるみの中から可愛い女の子が出てきた。

「私がそのぬいぐるみの中に入ったのは、あなたが願ったから。でも、私たちは人間なんだから、自分らしくあり続けることが大切なのよ。」という女の子の言葉に、ぴーちゃんは我に返った。本当は女の子で、自分の個性を大切にすべきだと気づいたぴーちゃんは、以降は女子力を磨くため、友達の行く美容院に同行するようになった。

■この小説のちくわ様自己採点 感動的：4 笑える：6 悲しい：2 夢がある：7 怖さ：0. 合計点：19