世界亀の日、愛する亀キマリが宿題を!? ちくわ様の異世界ファンタジー小説に、読者たちが感動した理由とは。

今日は世界亀の日。芋名という小さな村に住む少女、ユキは亀を飼っている。亀の名前はキマリ。ユキはキマリと一緒に育ったため、キマリは人語を理解できるようになっていた。ユキは学校の宿題をしていると、キマリがペンをつまんで自ら宿題をやるようになった。ユキは驚き、訝しげに思ったが、キマリが宿題をやるのを手伝ってあげた。

その晩、ユキが寝ていると、キマリが寝ぼけた声で話しかけてきた。「ユキちゃん、元々私は魔女だったのよ。間違えて亀になっちゃった。ところが今日、あの世界に戻る手がかりを見つけたの。でも、そのためには特別な仕掛けが必要なの。私を確認モードにして、調べてくれない?」ユキは驚き、その思いがけないことを自分一人で抱えるのは怖かったため、親友のクミコと共に、キマリが提示した手順通りにキマリを確認モードに切り替えた。

すると、キマリは人間に戻った。魔女としての能力があったため、一躍有名になった。そして、キマリは「3日で17歳になる」と言い残し、人間として生まれ変わるため旅立っていった。ユキは寂しくも幸せだった。彼女は一瞬、身近にいた、一番大切な亀が取り戻した命に感動したのだ。 

【ジャンル】ラブロマンス

【ちくわ様自己採点】感動的:9 笑える:3 悲しい:5 夢がある:10 怖さ:2. 合計点:29

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