「山梨定食店最強決定戦！浅野タカシが1位目指し行列に挑む！」

ある日、山梨県甲府市に住む、くしゃくしゃ頭が特徴的な浅野タカシは、東京からの転勤先である甲府にて、お腹がペコペコになった。そんな時、山梨県で人気の定食店ランキングを見つけたタカシは、1位を目指してもう一度お腹を空かせ、山梨県甲府市にある「お食事処 よしだ YOSHIDA」に向かった。

そこには、既に行列ができていたが、数十分の待ち時間を耐え抜き、ようやく入店したタカシは、緊張と期待でドキドキしながら、注文を口にする。

そこでタカシは、とんでもないことに気がついた。メニューにはないオリジナルメニューを、選べるとのことだった。恐る恐るオーダーしたところ、出てきた料理は、鮮やかな緑色の中から、想像を絶する美味しそうな味と、激辛さのバランスが異様に絶妙な「超辛烈鬼カレー」だった。

思わず涙目になりながら、食べきったタカシは、一言だけ言った。「これ食べた人、狂った病気に罹るぜ！」

しかし、その一言がカレー店の名物になり、甲府市はもちろん、山梨県全体から、食べログなどでの高評価を得るようになった。

■この小説のちくわ様自己採点
感動的：3
笑える：7
悲しい：0
夢がある：5
怖さ：0
合計点：15