「熱中症になった小説家が語る、新作『あかぼし』の誕生秘話！」

『あかぼし』

主人公の名前は「星野美紀（ほしの みき）」。美人で生意気な彼女は人気小説家「紅銀（べにがね）」として活躍していた。

ある日、美樹は編集者から新シリーズの依頼を受け、舞台を夏の海辺に設定することに決めた。しかしながら、早速自分自身が熱中症になってしまう。

病院で点滴を受けながら、美樹は「あかぼし」というタイトルで執筆を始める。しかし、彼女が思い描いていたストーリーは上手くまとまらない。そこで、美樹は「あかぼし」を目の前に取り込んでみることに。

すると、突如現れた老人に連れられ、「あかぼし」の中の世界に飛ばされる。美樹は、自分が執筆する小説のエピソードを体験していく中で、真のストーリーに辿り着き…？

「あかぼし」は、美樹の変わり者な書き方やストーリー展開が織り込まれ、予想外のラストで終わる。読み終わった後、自分自身も「あかぼし」の中にいたような感覚に陥った。

感動的：8 点
笑える：2 点
悲しい：1 点
夢がある：9 点
怖さ：1 点
合計点：21 点