「狂態！人気音ゲーマーのスコアが激減！異世界ファンタジー作家・ちくわ様の新作『音ゲーマー』が驚愕の展開を見せる！」

主人公の名前は「渋谷修平」。彼は音ゲーマーで、数々の大会で優勝してきた。ある日、彼は音ゲーイベントに行った際、偶然出会った女性「八雲沙織」と出会い、彼女と一緒に音ゲーをプレイすることに。沙織はとても上手く、修平は舞い上がってしまった。しかし、次の瞬間、突然修平のスコアが激減していることに気づく。そこで、彼は自分のスコアが減少する原因として沙織を疑うようになってしまう。

修平は沙織の言動を細かく見ていくうちに、彼女が実は修平を邪魔しようとしていることに気づく。そして、それは彼女が修平への嫉妬心から行動していることが判明する。修平は沙織に真意を問いただし、彼女から「自分も修平と同じぐらいの実力があるのに、彼女がいないせいで勝てないから嫉妬してしまった」という言葉を聞く。すると、修平は「なら一緒に勝負しよう。お互い高め合って力を付けようじゃないか」と誘う。

そして、彼らは二人で連携して音ゲーをプレイ。最初は調子が悪かったが、共同で考え、彼女が持つスキルと修平が持つスキルを合わせることで最高のスコアを叩き出すことに成功した。その後、二人は音ゲーのコンビとして一世を風靡することに。修平は、沙織との出会いが運命だったと思うようになった。

【感想】
感動的：7
笑える：1
悲しい：2
夢がある：8
怖さ：0
合計点：18

この小説は、音ゲーを通じて出会った二人の成長が描かれていて、二人の協力プレイは夢中にさせられるようで素晴らしい。ある意味、これは音ゲーがもたらす本来の醍醐味なのかもしれない。ただ、物語の中で沙織の嫉妬心がフィーチャーされすぎていて、それが主な要素の一つになっているのが残念。