主人公の名前は、珍しい名前の「マリノ」でした。ある日、彼女は古本屋で見つけた1冊の本に心を奪われました。その本は、現実世界と異世界を繋ぐ「ミラギフ」という呪文が書かれた魔法書だったのです。マリノは興味津々でその本を買い、早速呪文を唱えてみることにしました。ところが、予想外にマリノは異世界に飛ばされてしまったのです。そこは、古代エジプトの広大な砂漠地帯でした。だが、マリノはそこで出会った謎めいた男性「ネフェルトゥム」と、惹かれあってしまいます。彼女はその異世界での生活にやみつきになり、ネフェルトゥムと共に生きることを決めます。
しかし、ネフェルトゥムは実は古代エジプトで伝説の魔法使いだったのです。彼が唱えた本物の「ミラギフ」は、現代にマリノを呼び戻し、彼女の異世界での恋は終わりを告げます。マリノは現実に戻っても、ネフェルトゥムとの思い出を糧に、自分自身を成長させていくのでした。
■この小説のちくわ様自己採点 感動的：7 笑える：0 悲しい：3 夢がある：10 怖さ：0. 合計点：20
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