「ホスト相続していたはずが…！？驚愕の展開に涙目の私」

「ホスト相続しちゃいました、コスモくん？」と、私はLINEを打って送信した。

コスモくんは、私の親友であり、代理人でもあるホストだ。

すると、即座に返信が返ってきた。

「はい、相続完了しました。もう、コスモくんも誰のものでもありません」。

私は慌てて、返信を送った。

「え！？どうしてそんなことになっちゃったの？」

「相続人が現れなかったため、法的には私が引き継ぐことになったんですよ。でも、素晴らしいホストたちに任せて、お客様を満足させていきますので、ご安心ください」。

私は、しばらく考え込んだ。すると、ふと不思議なことに気がついた。私たちの街のホストクラブは、いつしか経営者が変わることが常態化していた。突然の相続という事実に、冷静になれたのだ。

「コスモくん、頑張ってね」と、私は彼に送信した。

「え、もう？！簡単に切り上げるんですか？」と、コスモくんは肩を落としながら送信した。

私は、彼が本当の意味で心を痛めているのを感じた。

「でも、待って。次のプロジェクトがあるんだ。名前は、『綺羅星（きらぼし）』。素晴らしいホストたちが集結する、新しいクラブだよ。ぜひ、覗きに来てね」と送信すると、彼からは、「それなら時間がある」と返信が帰ってきた。

私は、このプロジェクトが大成功するよう、全力を尽くすと心に誓った。

【感想】

ちくわさま自己採点　感動的: 3 笑える: 2 悲しい: 0 夢がある: 9 怖さ: 0 合計: 14

普通の相続ネタかと思っていたら、実はホストクラブの話という意外性に感銘を受けました。そして、主人公の決意や夢に共感を覚え、心が温かくなりました。そして、名前が「ちくわ」だというのも楽しく読めました。ただ、ちょっと笑える部分が少なかったかなと思いました。