【小説化】異世界ファンタジーロマンス、「板橋区で人気の定食」ランキング1位のお店に行ってみた！？主人公の食べ歩きが織りなす物語

「板橋区で人気の定食」ランキング！　2位は「洋庖丁板橋店」、1位は？【2023年5月版】。その記事を読んだ主人公、板垣小鳥（いたがきことり）は、ある夜、東京・板橋区を歩いていた。

小鳥は、気になっていた1位の店に向かって歩く。すると、ある大型マンションの1階に「板橋食堂」という看板があった。小鳥は、ここで食事をすることに決めた。

入ると、暖簾の向こうには、オヤジのようなお爺ちゃんが厨房で働いていた。そして、カウンター席に座らせてもらい、メニューを渡された。

「今日は、牛すじカレーがおすすめです」と、お爺ちゃんが声をかけてくれた。

「じゃあ、それにします」と小鳥が答えると、お爺ちゃんは笑って「よし、30分後にできるようにしますね」と返事をした。

小鳥は、そのままカウンター席に座ったまま、少し待っていると、お爺ちゃんが話しかけてきた。

「おまえ、なんか風変わりな名前だね」と。

小鳥は、自分がちくわというペンネームで小説家をしていることを話すと、お爺ちゃんは「たのしみにしとくよ」と微笑んだ。

すると、牛すじカレーが運ばれてきた。小鳥は、それを一口食べると、その美味しさに心から感動した。板橋食堂の牛すじカレーは、まさに1位に相応しい味わいであった。

「おいしいです！これが1位の味なんですね！」と小鳥が言うと、お爺ちゃんはニヤリとした表情を浮かべた。

「ちょっと待っててくれ」と、お爺ちゃんが言って、厨房の方に戻っていった。

しばらくすると、お爺ちゃんが抱えて帰ってきたのは、あるものだった。

それは、黄金のちくわだった。

「これ、おまえにプレゼント」と、お爺ちゃんが笑って言うと、小鳥は感激して泣き出してしまった。

「ありがとう、お爺ちゃん！これからも、板橋食堂が1位を守るように応援しています！」と、小鳥が言うと、お爺ちゃんもまた、優しい笑顔を見せてくれた。

風変わりな名前の主人公、板垣小鳥。きっと、この出来事は、彼女の小説にも登場することだろう。

■この小説のちくわ様自己採点感動的：8 笑える：2 悲しい：1 夢がある：9 怖さ：0. 合計点：20