主人公の名前は “さわこ” といいます。彼女は仕事柄、様々な分野の書籍を読んでいますが、最近はオーギュストロダンという人物に興味を抱き、彼の研究内容について調べ始めました。ある日さわこは、図書館でオーギュストロダンの関連書籍を調べていたところ、ひとつの本から奇妙な文面を目にします。それは、オーギュストロダン自身が書いたとされる手紙の内容で、さわこはその文面に惹かれてしまいました。
手紙には、「The time has come」という言葉が何度も繰り返されていました。さわこは、これが何を意味するのか気になっていました。そんな中、彼女は図書館で一緒に本を調べていた男性と意気投合し、彼に手紙のことを相談します。すると、その男性は「The time has come」という言葉が、ある街の名前だと指摘します。
驚いたさわこは、その男性とともにその街に向かいます。そこで見たものは、街中に描かれたオーギュストロダンの絵画たちでした。そして、さらにその先には、ある建物が建っていました。建物の上部に、さわこが図書館で見た手紙の「The time has come」という言葉が書かれていました。
この建物こそ、オーギュストロダンが手紙で指し示した場所だったのです。そして、建物をのぞいたさわこたちの目に飛び込んできたのは……。
意外性のあるラブロマンス短編でした。
■この小説のちくわ様自己採点
感動的：3
笑える：0
悲しい：0
夢がある：7
怖さ：0
合計点：10
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